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歌手の北原ミレイさんと園主 |
記録的な大雪 山梨県内に2月14日の明け方から降り出した雪は、15日の朝10時ごろまで降り続きました。 山梨県は気象台が明治に観測をはじめて以来の大雪とのことです。 甲府は1m15cmの積雪ですが、私どものところは1m20cmは積もりました こんな大雪は私の生涯で初めてです。 ニュースによると車はあっちこっちで立ち往生、また、孤立した村落もいくつもありました。 急行列車は動かなくなってしまい、二日も近くの救護所に泊まったと言うことです。 私どものところでは雪かきをしようにも手が着けられない。雪かきはし ても、車を車庫から出す ことも出来ない状態で、ただ見ている他はありませんでした。 屋根の雪はぜんぜん落ちてません。こんな時救急の病人が出たら、火事がおきたらどうなるだろうと心配です 買い物もままならない。いやスーパーには品物がほとんど無いそうです 市役所も初めてなことなので対応がなってない。16日になってようやく重い腰を上げたようです。 18日なって。ようやく私の畑に行く道路も開いたようなので、行って見ると、農機具小屋は倒壊してしまいましたが、さくらんぼ園の施設はほとんど被害を受けてないようなのでほっとしました。 他の畑を見ると、ビニールを掛けたブドウ畑、さくらんぼ畑、桃畑はほぼ全滅。そのほかの年季の入った施設で、ビニールを掛けなくてでも、パイプの骨組みが崩れてしまってるのも多数ありました。 私の中学時代の同級生の山間地にあるブドウ畑50アール、さくらぼ畑20アールのハウス設備は全滅となってしまいました。働き者で有 名なご夫婦だけに、彼らの悲嘆さは想像を絶するものでした。歳も歳だから、もう再建できない、農業をあきらめると言っていました。これから田圃の道路も通行が出来るようになると、被害の実態は、 明らかになり、膨大なものになるもと思われます 2018年 3月16日 |
さくらんぼが出来るまで さくらんぼ栽培の年間作業日程 さくらんぼ栽培の年間作業は、栽培者によってさまざまでしょうが、 私の作業を紹介します。 作付面積は、植え替え用のさくらんぼ園も含めると60aほどです。 6月 観光園、出荷、全国発送 7月 1、ビニール、防鳥用の網を各屋根の最上部に収納。 これは手伝いの人と二人で5日ほどかかります。 2、潅水。この時期は雨が少なく、しかし、 さくらんぼの蕾を育てる大事な時ですので降雨の様子 を見ながら丁寧に潅水をします 3、カイガラムシ 葉の穿孔病等の防除 8月 1、夏剪定 太い幹や枝はこの時期に切除をします。 これは半月ほどかかります。 2、この他に潅水などもします。 3、有機肥料で鶏糞を施肥する時はこの時期にします。 9月 1、 防除 カイガラムシ 葉の穿孔病等の防除 2、新梢の摘心、新梢の摘心は人によっては6月ごろし ますが、私は9月から次の年の3月までに行います 3、苗の接木 10月 特に仕事が無いので、妻や子供と旅行などをします。 11月 1、さくらんぼの木の植え替え。さくらんぼの木は大変弱く、 枯れ易いのが特徴です。 毎年、10数本を植え替えなければなりません。 2、有機肥料および牛糞堆肥の施肥はこの時期の行います。 12月 前半さくらんぼの木の植え替え。潅水、農園の整備 1月 冬剪定、枝の誘引発芽促進剤の散布 2月、 冬剪定、枝の誘引 3月 冬剪定、サイドレスの網とビニール掛け 4月 枝の誘引、防除(殺菌剤)、受粉 5月 枝の誘引、さくらんぼ狩りの準備 6月 収穫、観光園、出荷 |
農業奮闘記その2 | ||
2年ほど前に「さくらんぼ事始」をこのページの下方にのせましたが、それから以後私の農業運営もだいぶ変化しました。一番の変化は、35アールの畑にすももの貴陽という品種を植えて、昨年で6年目となり、ようやく収穫が出来るようになりましたが、自分と妻だけでは、手がまわらなくなり、収穫を放棄してしまいました。貴陽は山梨県が生んだ素晴らしい新品種だけに断腸の思いでした。その畑は現在耕作放棄地のようになってしまいました。 その代わりに、20アールほどのさくらんぼ園にビニールハウスの設備をして、さくらんぼの栽培に力点を置きました。今まで、宅配と直売を主にして、さくらんぼ狩りはあまり重視しませんでした。そのためせっかく予約をいただきながらお断りするなどお客様には大変ご迷惑をおかけしました。ここでお詫びいたします。今年からは経営方針を変えて、さくらんぼ狩りも大事にしたいと考えております。今までは個人のお客様だけの入園でしたが今年からはバス等の団体のお客様の入園も考えいます。 さくらんぼ作りをして今年で10年目、ようやくさくらんぼの木の性質も分かり、土作りや剪定、枝の誘引などスムースになったように思いますが、まだまだいろいろと迷いもあり、研究中と言ったところです。とにかくお客様に喜ばれる優れたさくらんぼ作りを第一目標に日々奮闘しているところです。 2012年3月25日 |
ハウスの増設 |
山梨市西の岩手園20010年3月 |
さくらんぼ事始 奮闘記その1(
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さくらんぼ栽培も10年するとベテランの域に入ると言う人がいます。 小生は、さくらんぼ栽培を始めて8年目になりました。 ようやくさくらんぼの木や実の性質についてわかるようになった気がいたします。 さくらんぼの栽培を思い立ったとき、店頭でさくらんぼを食べたことはありましたが、樹を見たことはありませんでした。そんな状態で、しかも農業の経験が全くない小生が、急にさくらんぼ栽培を始めようとしたのですから、家族をはじめ周囲の人々から反対されたのも当然です。 しかし、小生、その反対を押し切ってさくらんぼ栽培は自分のライフと思い始めました。 畑は実家や姉の遊休地を借りたり、新しく購入したりして、この付近の一般の農家より広い土地を確保できました。 先ずは、県果樹試験場や農業普及センターに行き、指導を受けました。 時あたかも、県試験場の富田研究員が、農業専門雑誌「現代農業」にさくらんぼの垣根栽培について掲載し注目を浴びており、早速、富田さんの指導を受けました。 小生のさくらんぼ園のほとんどが垣根栽培であるのもこんな事情がありました。 そのよく年の2月、さくらんぼの苗を500本ほど購入して、植え付けをしたのが、小生のさくらんぼ栽培の始まりです。 その後、より良いさくらんぼ作りのため、品種の改良、植え替え、また、土壌の改良などさまざまな努力を重ねております。 小生は、言わば趣味として、自分の生甲斐として、さくらんぼ栽培を始めましたが、なかなか苦労もあります。しかし、皆さんがさくらんぼを美味しく喜んで召し上がっていただけたならこの上ない幸せと思っており、入園料も、さくらんぼも他園より安くしております ぜひ、心置きなくいらしてください。また、ご意見やご不満がありましたら、気軽に申し出てください。必ず、ご満足がいただけるようにいたします。 |